セキュリティソフトの導入は、オンライン上の脅威から個人情報やデータを守るために重要です。
しかし、その一方で、導入後にPCの動作が遅くなったと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これは、セキュリティソフトがシステムのリソースを一定程度消費するためです。
本記事では、スーパーセキュリティZEROを導入してPCが重くなった際の対処法や最適な設定についてお伝えします。
スペックが低いと動作が重たくなる可能性もあるぞ。そんなときは設定の見直しだ。
目次
正常な状態を把握する(Windows版)
タスクマネージャーでPC状況を確認する
まずは最適な状態を知りましょう。
(WindowsPCではデスクトップ画面の下の黒い帯のところで、右クリックするとタスクマネージャーの項目が現れます)
こちらが正常な状態です。(何も動かしていません。)
スーパーセキュリティZEROはメモリを常時450MB前後は消費している。これくらいなら気にしなくていいぞ。
稼働中(検査中)の状態
CPU・ディスク・電力消費が上がっていることが分かるな!
設定変更をする
サイレントアップデートをオフにする。
まずはサイレントアップデートをオフの設定変更を行って見てください。
「設定」→「アップデート」
自動アップデート:オフ
サイレントアップデート:オフ
何もしていないのに、ZEROがタスクマネージャーの数値を上げていたらアップデートしていること多いぞ。
次の項目もオフにしておこう
- お勧め機能の通知
- セキュリティ・ウィジェット
- 製品レポート
メモリを増設する(PC)
メモリ不足がデバイスの遅延を引き起こしているのかもしれません。
タスクマネージャーでメモリの使用率を確認してみましょう。
インターネットをしているとメモリの使用率が70%前後になっている場合があります。
その場合はメモリの容量不足です。
GOOGLE chromeでインターネットをするだけでも、多くのメモリを消費します。
もしあなたのPCのメモリが4GBなら8GBに増設してみてください
物理的にハード面を拡張するとしっかり体感することができます。
スーパーセキュリティは常時450M程度のメモリを使用しています。
さらにネットやアップデート中や検査中になると500~600M程度のメモリを消費します。
そのためメモリが4GBのPCではZEROだけで約10%以上のメモリを常時使用していることになります。
インターネットが一向に表示されない等はメモリ不足の症状の一つだぞ!
SSDに交換する(PC)
インターネットをするだけなら、まずは簡単なメモリ増設をお勧めします。
インターネットしながら、文書の作成などをする人はHDDより読み込みが早いSSDの方が作業は早くなりますよ。
もしあなたのデバイスがHDDならSSDに変更すれば、起動から開始までかなりのスピードアップが見込めます。
まだSSDへしていないのであれば、交換も検討してみてください。
メモリよりSSDの方が交換の実感は大きいぞ。
しかし交換はメモリより複雑だ。
CPUの使用率が70%を超える場合
デバイスの動作が遅い。
タスクマネージャーで確認すると、作業していないのに、スーパーセキュリティがCPUをよく使っている場合があります。
その場合、放置かスーパーセキュリティのタスクの終了かのどちらかが良いと思います。
スーパーセキュリティのCPU率が高い場合は、PCを起動した直後が多いです。
サイレントアップデートなどをしています。
作業が終われば、自然とCPU使用率は低下します。
PCの電源を入れておいてCPUが落ち着いたら作業を開始することがお勧めです。
毎回なるなら、上記で紹介した設定の変更をして様子を見よう。
急いで作業したい場合は、タスクマネージャーからスーパーセキュリティを終了だ。
まとめ
フィルタリング詐欺が過去最高を毎年更新している現在にセキュリティソフトは必須です。
本記事では、スーパーセキュリティZERO導入後に生じるパフォーマンスの低下に焦点を当て、その原因や対処法について解説しました。
セキュリティソフトの導入により常時メモリを使うことになるので、PCの動作が重くなる要因になります。
スペックが高いデバイスなら気になることはないですが、遅延を実感するなら設定の見直しをしましょう。
スーパーセキュリティZERO自体は重いソフトではありません。
むしろセキュリティソフトの中で軽い側に入ります。
デバイスだけなく、ネット通信にもセキュリティの向上をしよう。
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