今回は筆まめの住所録をクラウド上で保存できるサービス「筆まめクラウド」をご紹介します。
筆まめは年賀状や宛名を書くときとても便利なソフトです。
住所録についてはソフトに保存するのではなく、住所録ファイルを読み込む形なので保存がクラウド上であれば何処で作業が行えます。
ドロップボックスやGOOGLEドライブなどでも保存が可能ですが、今回は筆まめが無料で提供している筆まめクラウドを利用してみました。
筆まめクラウド住所録でできること
- 複数の住所録の管理・共有:自宅用・会社用など複数の住所録を個人で管理するほか、住所録毎に共有設定ができるので、家族、会社のメンバと住所録を共有するといった使い方もできます
- 「筆まめ」連携:年賀状ソフト「筆まめ」の住所録ファイルと連携が可能なので、普段はスマートフォンで住所録を編集し、年末は「筆まめ」で印刷といった使い方も可能です。
- 機密情報対策に:ページ上で直接編集できるので、うっかり外部公開してしまった、などという事がありません。また、端末上にデータを残す事なく利用することが可能です。
筆まめクラウドと言いながら、年賀状だけに止まらず、会社の顧客管理なども行えるサービスだ
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運営はソースネクストですが、ログインIDはソースネクストとは違うので、新たにIDを作ります。
プライバシーのためか、ID作るのに入力項目多めだぞ。
住所録をインポートする
今までに筆まめなどで作っていた住所録を簡単にクラウド上にインポートすることができます。
私もエクセルで作った住所録を簡単にインポートしました。
簡単手順
- エクセルやCSVなどで作ったファイルを筆まめで開く
- 左サイドバーから「住所録ツール」→「筆まめクラウド住所録」に進む
- 先ほど作った筆まめクラウドのIDを入力する
- 同期を開始する
- 筆まめクラウドで確認する
注意点
筆まめクラウドからインポートしようとすると、インポートできる形式が限られているため拡張性がありません。
またCSVファイルも読み込む際に一行目は空白にしろなどと指定もありますので、はじめはエラーがよく出ると思います。
公式サイトでは筆まめから「他形式で保存」→「筆まめクラウドでインポート」を紹介しますが、筆まめ上から同期した方が早いです。
筆まめ上から同期をする方法は、エクセルで作ったファイルなど筆まめで使えるファイルならすべて同期できるので便利です。
インポートする前に、筆まめクラウド上で自分のプロフィールを作って指定すると、家族のリストと混ざらないので便利だぞ。
住所録をエクスポートする
筆まめで筆まめクラウドに保存した住所録を読みだすにはエクスポートしなければなりません。
インポートしたときのように、筆まめ上から呼び出せたら便利ですが出来そうにありません。
エクスポート手順
- 筆まめクラウドを開く
- エクスポートしたい宛名を選択する(家族ごとにプロフィールを分けておくと選択しやすい)
- エクスポートする(筆まめで使うならエクスポートは何でもよい)
- 筆まめでエクスポートしたファイルを読み込む。
- ※今年住所が変わった人がいたら、筆まめで編集し同期を行えば、クラウドを住所録も変更される。
筆まめクラウドを編集する
筆まめをメインで使う人は、筆まめから編集して同期をすることが簡単で便利です。
もしも会社の顧客管理などで筆まめクラウドを使用されるのであれば、スマホやPCからも編集は可能です。
2019年までは筆まめクラウド専用のアプリがあったようですが現在は無くなっており、スマホからの編集はレスポンシブがいまいちなので面倒くさいです。
住所録を作る
筆まめの住所録を登録する。宛名印刷まで初めて人必見です。
毎年12月に年賀状を作る作業が、億劫になりませんか?誰か代わりに作ってほしい。簡単に作る方法はないか?等考える事もあると思います。 私は今年初めて筆まめを買い、筆まめで年賀状を作りました。 初めての筆まめということで、戸惑いがありましたがやはりお金を出しただけあって一日で終わりました。 今回は年賀状を作る工程の中で、住所録の登録をご紹介していきます。 私が購入したのは「筆まめselect2023年賀編」というものです。筆まめならすべてUIは同じだと思います。 一から作ってもよし。他ソフトからインポート ...
まとめ
今回は筆まめの住所録をクラウドで保存しておく方法をご紹介しました。
筆まめクラウドは個人で使うのは無料であり、家族ごとにプロフィールで分けるか、家族ごとにアカウントをとるかなどで混合しないようにすればよいと思います。
住所録をローカル上で保存するより、筆まめクラウドやドロップボックスなどのクラウド上の方が使い勝手はよいと思います。
筆まめだけでなく筆王やほかのソフトにも対応していますので、住所録の保存方法の一つとして使いやすいものです。
筆まめが5端末までインストールできるので、住所録をクラウド上に保存しておけば、場所を選ばず年賀状が作れるようになり、年賀状作りの手間が軽減できると思います。