PDFファイルは情報を効率的に共有するために広く利用されていますが、時にはファイルサイズが大きくなり、それが問題を引き起こすことがあります。
大容量のPDFファイルは、メールで送信する際に容量制限に引っかかったり、ウェブ上で共有する際にダウンロード時間が増加したりする可能性があります。
このような場合、PDFの圧縮が役立ちます。
PDFファイルのサイズを削減することは、効率的なデータ管理の重要な側面です。
適切なPDF圧縮ソフトウェアを使用することで、ファイルサイズを最適化し、円滑な情報共有とアクセスを実現できます。
いきなりPDFの標準でついている保存方法で、圧縮したり、メール用・閲覧用・スマホ用などに変換出来たりします。
いきなりPDFの圧縮について
いきなりPDFの圧縮について検証した結果、アドビほど圧縮できないと判断しました。
いきなりPDFでも圧縮できますが、画像が読めない程劣化しています。
下記の圧縮サイトなら画像が劣化せず、30%以上の圧縮ができると思います。
PDFの圧縮サイトはこちら
下記がいきなりPDFの圧縮方法です。
ファイルを読み込む
圧縮したいだけのPDFファイル、編集したファイル、用途別にサイズを変えたいPDFファイルなど色々あります。
今回はいきなりPDFのマニュアル「速攻マニュアルシート」2478KBを使って圧縮していきます。
standardでも可能
- 写真ではいきなりPDFのcompleteを使っていますが、書き込み機能はstandardでも使えるので大丈夫です。
- 書き込み機能で書き込んだファイルや圧縮したいファイルを読み込みます。
こちらは読み込んだ状態です。
ファイルを保存する
ファイルの保存は、左上のファイルから印刷を選びます。
印刷のプリント名をikinariPDF Driverに変更します。
次に隣のプロパティを押すと、PDFの詳細な保存設定が行えます。
設定一覧について
- ★アイコンが付いたものは編集や削除はできません。
- 親切に最初から多くの用途に応じての保存設定が用意してあります。
- 新規でカスタムも出来るので、自分用カスタマイズできます。
自分で使用したいPDFファイルに変化して保存しよう。
デフォルトの設定一覧のファイルサイズを下に記載しておくぜ。
デフォルトの設定一覧サイズ
こちらは「速攻マニュアルシート」2478KBを設定一覧で変換したファイルサイズです。
保存名 | ファイルサイズ | 原本との違い |
Adobe Acrobat Reader 5.0 | 3161kb | 無し |
Adobe Reader 6.0 | 5363kb | 無し |
Adobe Reader 7.0以上 | 5363kb | 無し |
iPad用 | 3158kb | 無し |
iPhone、iPod touch用 | 3158kb | 無し |
サイズ最小 | 604kb | 文字が読めない程かすれる |
プレゼンテーション用 | 3161kb | 無し |
回覧用 | 5372kb | 閲覧が入る |
最高画質 | 5975kb | 無し |
社外秘用 | 3212kb | 社外秘が入る |
良画質 | 3240kb | 無し |
見開き | 3240kb | 無し |
まとめ
今回検証したいきなりPDFの圧縮機能は貧弱で思ったほど圧縮できることはありませんでした。
使用したファイルサイズが2Mと小さい事もありましたが、他サイトでは1Mまで圧縮できたの圧縮したい人は他サイトで圧縮する方がよいと思います。
いきなりPDFも圧縮はいまいちですが、プレゼンテーション用に高画質に変換したりすることもできます。
またいきなりPDFを入れる事でドライバーが入りますので、PowerPointなどで作ったファイルも同じ手順で変換を行う事ができます。
仕事でPDFをよく使う人はいきなりPDF(complete)がお勧めだ