多くの申請書類を記入する場合、手書きをすればすぐにすみます。
しかしミスをしてしまったり、何度も同じ書類を書かなければならないこともあります。
面倒くさいことも確かです。
さよなら手書きはすでに紙で印刷してある用紙を取り込んで、そのまま記入することもできます。
さよなら手書きは日常生活で手書きで十分という人より、生活柄書類を記入する事が多いという人にとっても便利です。
今回はさよなら手書きを購入しようとする人、購入したが使い方が分からないという人にさよなら手書きの機能をご紹介していきます。
多様性なファイルの取り込みが可能
PDFの申請用紙・画像ファイル・スキャンしたデータ・スマホ内のデータなど多くのファイルを取り込むこみ、背景とすることで編集可能となっています。
オリジナルで一から作成することもできますが、その場合はWordなどで作りPDF保存したほうが早いと思います。
取り込み方
- PDFファイル:デスクトップやダウンロードの中から検索します。
- 画像ファイル:デスクトップやダウンロードの中から検索します。
- スキャン:スキャンボタンを押すと現在接続されているプリンターやスキャナーに自動で接続させます。
- スマートフォン:同じLAN内であればQRコードを読み込むことでさよなら手書きと簡単に接続することができます。
注意点
●Windows10、8.1、7の32bit版をお使いの場合
TWAIN対応スキャナが必要
●Windows11、Windows10、8.1、7の64bit版をお使いの場合
WIA対応スキャナが必要
※対応のドライバはプリンター、スキャナ各社のホームページでご確認ください。
さよなら手書きはファイル内の文字を認識してくれるわけではなく、画像として取り込むんだ。
そして空欄を認識して入力ボックスを作ったりしてくれるぜ。
一括入力や簡単入力が可能
何度も自分の氏名や住所を入力することは面倒くさいです。
さよなら手書きでは自分や他人の情報を入れておけば、似た項目のテキストボックスに一括で入力してくれます。
一括入力で入力できるラベルを増やせたら最高なんだけどね。
テキストボックスを自動で作成してくれる
さよなら手書きでは入力する項目を自動で認識してテキストボックスを作ってくれます。
テキストボックスは基本的に枠を認識しているため、カッコや下部線などは認識しません。
テキストボックスの注意点
- ファイルに取り込むと自動でテキストボックスを認識するか問われるので、基本的に自動で作ってもらい足りない個所を手動で作るのが良い
- テキストボックスで作るうえで(手動・自動・ページ一括)の項目で(自動)は一番失敗するのであまり使わなくてもよい
- 自動では升目(□)などにも小さきテキストボックスを作ろうとすることがあるので注意
- テキストボックスの作ると赤い➧ができることがある。これはテキストボックスが小さすぎて中の文字が出ていないときなどに現れる。テキストボックス広げるとなくなる。
※さよなら手書きは文字として認識していないので、文字内の升をテキストボックスを作ろうする。
自動にすると赤い➧が多く出ることがあるが、うまく枠を認識していないので自分でテキストボックスを作って任意の場所に移動させたらいいぞ。
PDFを編集できる
さよなら手書きはアドビやソースネクストのいきなりPDFほどではないが、PDFも編集できます。
取り込んだ画像やPDFは文字として認識しないため、文字を一文字ずつ編集はできません。
編集したい個所をテキストボックスで囲んで、右クリックでテキストボックス内の背景の削除を行います。
背景が白くなるので、新たにテキストボックスに文字を入れてフォントやサイズを調整します。
編集時の注意点
作業は直感的に行えません。背景を消したいときは「テキスト」から「選択」の項目へ変更する必要があります。
「選択」を選択中に右クリックでボックス内の背景消去の項目が使えます。
押印機能や計算機能・OCR機能もあり
押印機能
電子作業でも使えるように印鑑も簡単なものから複雑なものまでカスタマイズすることができます
計算機能
エクセルほど難しい計算は出来ませんが、合計値を出したり、消費税を計算したりすることはできます。
出来る計算は足し算と掛け算です。
なんでこんなものまでついているんだっていう計算ソフトも使えるぞ。
OCR機能
読み込んだ画像の文字を認識して書き出してくれます。
元の文字が手書きでなければ細かい文字をしっかり認識してくれます。
OCRを使えば取り込んだ写真の文字も認識してくれるぞ。
まとめ
公文書や申込書などをよく使う人にはあると便利なソフトです。
オフラインで作業できるために、どこに行っても使うことができますが、Windowsしか使えないのが残念です。
ソフトはPROとスタンダードがありますが、初めからPROを選んだほうがいいと思います。
PROはスタンダードに比べて3台まで追加できるだけでなく、一部の機能も制限解除させます。
アドビでPDFを編集するのとはまたひと味違う使い方ですが、十分使えるソフトです。
家庭でもlineで送られてきたPDFファイルの編集もすぐにできるようになりますよ。